インターンシップを(ほぼ)終えて

一応、今日までがこの一ヶ月のWHO、東地中海事務所でのインターンでした。

ファイナルレポートを完成させ、提出してきました。
自己満な感じのレポートですが、いろんな人に片っ端から送りまくって、

私はこれだけやったぞ!ってことをアピールしています。
もし、興味がある人がいれば是非メールをください。すぐに送ります。

いろんなフィードバックをいただきました。
「自己満にすぎない」、「日本人のインターンの中では英語のレベルが非常に高い」、「レポートっていうかただの感想文」、「作家になればいいのに」、「もともと文章書くのが好きなの?」、「君を誇りに思う」、「何が言いたいんだかよくわからない」、「ま、いいんじゃない?」・・・
どれが誰からの感想なのかは伏せますが、どれも価値のあるフィードバックです。上司からはそれなりの評価をいただき、嬉しく思っています。できれば、日本、アメリカ、(ベトナムポーランドケニア )でも同じインタビューリサーチをできればいいと思っています。日本とアメリカは通訳がいらないから多分実現するとは思いますが…他は通訳がいるからなぁ…もしよい通訳が見つかれば。

WHOでインターンをするのは以前からの夢で、医学部に編入した当初から温めていたプランでした。ポジションを取るのは私にとってはそう簡単なことではなく、密かにいろいろ戦略を練っていましたし、かなりのアピールを要しました。選考をした上司は日本人でしたが、私を試すかのように、全てのやりとりは英語で行われました。

直属のボスはとても有能なパキスタン人でした。何かに行き詰まって悩んでいても、彼にかかるとあっという間に解決する。働く時間は確かに短いかもしれないけれど、彼の能力はすごいです。私が1時間かかるものを彼は10分くらいで終わらせてしまう。彼の隣に座って彼が何かしているのをぼーっと見ているだけでも、いろいろなことに感動しました。ま、もう洪水の真っ只中のパキスタンに帰省しちゃいましたけど…。帰省するなんて知らなかったから一緒に写真も取れなかったけど。。。Washiqのバカ。笑

WHO内のポジション争いの話もちらちら耳に挟みましたが、結局は「使えるかどうか」で決まるのだなぁと…。その中で、日本人が厚労省の医務官からポーンとWHOのP5というかなり高いレベルに入れるシステムはおいしいですね。ま、ただ、使えなかったら圧力をかけられて外されるのが落ちな気はしますけど…。

今回は、WHOの内部を垣間見ることができ、とても興味を持ちました。将来のキャリアパスとしては、非常に面白い。いろんな国の人たちと真剣に議論するのも面白いだろうし、ま、当然、もともと私が臨んでいる、「世界をよりよく知る」ことにはもってこい。ただ…私は、家族なしで海外に長くいることはにもう、あまり魅力に感じません。一緒に来てくれる家族がいるなら、ぜひチャレンジしたい。一人では、長期間耐えられる自信がないです。

WHOのオフィスに行くのはあと2日ですが、最後に、いろんな、エジプト人以外の女性職員に話を聞いてみたいと思います。家族はいるのか、いるとしたら夫は仕事をしているのか、子供はいるのか…とか。いろいろな、優しそうな女性職員に出会ったので、何かしら、将来のキャリアパスを考える上で、有用なアイディアが得られれば良いと思います。