飽きるのだろうか

面白いと思う科は、そんなにたくさんはない。
で、今いる科は非常に面白いと思うのだが、それはもしかしたら人的要素による物である可能性もあり、判別が非常に難しくもある。
手技がしたいと強く思う一方で、手技をしていると研究が出来ないとか、留学も出来ないとか、いろいろな悩みが発生することも確かである。

したたかに生きようと思う一方で、面白いと思うことに没頭すればそれでいいじゃないかと思うこともある。
スキーに行けない科は駄目なんじゃないかと思う一方で、まぁ別にいいかと思ってしまうこともある。

正直な話、今は週末がないことに対する不満が全くない。
異常なのかもしれないが、上級医が全て任せてくれるのであれば自分の自尊心は満たされ、責任を負わねばと思い、ある程度緊張しながら全てを自分で調節する。処方も、検査も、処置も。…そしてたまに失敗し、上司がフォローする。

循環器なら、体力ない自分でも出来る。…そう強く思う。緊急は多いが、長時間のオペはない。
ただ、人はどんどん死ぬことを実感し、それに対して鈍感になる。あらがおうとしなくなる。そんな科である。
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今まで面白いと思ったのは、循環器、消化器、産婦人科。こう見ると、全て手技を伴う科であることに気づく。