猛省

今日は、日勤でした
自分の中で、めちゃくちゃ悔しい気分になりました。あーなんでもっと効率的に動けなかったのだろう、と…。
救急車で来る人の中にも、ものすごく軽症の人から命の危機の人まで、多くの人がいるわけです
その中で、優先順位をつけて対応していくわけです。
今日は、日勤帯で来た救急車が、20台。重症症例が全部で3件。うち1件は、交通外傷で、胸を切って直接心臓を触ってマッサージしました。うち1件は、大動脈瘤の切迫破裂で、私の興味のど真ん中の症例でした。うち1件は、脳出血…(これはあんまり興味はないのだけれども…)
で、自分がかかわった件数、0件。
いや、正確に言うと、周りでうろちょろやって、手伝ってはいるんだけれども、ファーストでかかわった件数が、0件。

上の先生達は優秀なので、重症もちゃんとマネージメントしてますが、上だからやらせる、下だからやらせないという問題ではなく、下が入った場合には上と一緒に2人で見るだけなので、必ず関わらせてくれます。
だから、こういう症例は取りに行かないと絶対的に損なわけです。

その間、私がやっていたのは、他のそんなに重症ではないけど入院の人たちを5人、上の病棟に上げるまでやって、1人は帰れたので帰しました。
今日は研修医3人、上2人でしたから、救急車20台のうち6台、しかも入院が必要な人たちをさばいたのは、働きとしては決して悪くないし、ド重症がたくさんいるなか、他を裁く役に徹したのは悪くなかったと思います。でもでもでも、やっぱりド重症、開胸心臓マッサージとか、大動脈瘤の破裂とかを見たかったし、上の先生方もウェルカムだったのだろうと思う。

むむー。あと1回、日曜の夜勤があるから頑張ります…夜勤は、どうしても眠くなっちゃうので、今日はこのまま徹夜で勉強して、明日日中寝ます。
やっぱり、救急科にはなれないな、と思うけれども、でも期間限定ならすごく楽しいです。