休日 (笑、

外科研修医の土曜日

持ち患者 22名 うち 4名 ICU
7時半起床
8 時に病棟に行って、カルテ全員分見る ICU患者の体液量をエコーで評価し、点滴の流量を調節 この時はまだ余裕 売店で買ったパン食べたりしてた
9時 上級美人女医の大門先生と合流 回診開始
回診中、虫垂炎を抗生剤で加療しようとしていた患者の血液検査異常、腹痛増悪 →待てないと判断、緊急オペ1が決定する
大門先生は手術の準備のため回診中断、一人で全部回る もうしわけないがマッハ的スピードで。
緊急オペ1の入室が11時半と決まった。あと1時間半しかない。
回診で気づいた、指摘された改善点を全てオーダー、看護師さんに伝える。 ICU患者のうち2名は輸血、1名にはAlbをオーダー。
10時 イレウス患者のイレウス管がうまく引けない→大門先生と透視室に行って造影しながら入れ直し
10時半 ICUの挿管患者1の気管支鏡下痰引き いいのかどうか知らんが、大門先生が忙しすぎて、一人でやっといてと言われ、一人でやる。
11時 胆道系酵素が上がってる患者の腹部エコー、さっきのイレウス患者のエコー 腹水が結構あるな…

11時半 駆け込むように緊急オペ1へ 虫垂炎がカナーリひどくなった後で、癒着ひどく3時間かかって、16時半終了 (麻酔やら何やらで手術プラス一時間はかかる)。 点滴とか諸々の指示をオーダー。
もう一回ICUへ行き、朝変えた点滴流量の効果をまたエコーで評価 →また流量調整
カルテ書いてると、大門先生から電話
救急車で来た虫垂炎が手術適応だから、準備してくれとのこと。緊急オペ2
18時半 緊急オペ2 スタート 19時半終了 20時退室
病棟から電話 朝イレウス管入れ替えた人が結局熱発してお腹も痛くてダメとのこと →大門先生に報告→緊急オペ3 決定 涙

22時 緊急オペ3 スタート 24時 終了 0時半 退室

疲れ果ててカルテ書いてるとICUから電話
むくんでるICU患者の抹消ルートがどうしてもとれないと。
行ってみると確かに非常に難しく、このままだと抗生剤が時間通り行けず、術後の痛み止めや万一の昇圧剤がいけない。
仕方なく中心静脈カテーテル挿入を決意 所要時間30分

1時半 カルテ書き始めるが、なんせICU患者を含む22人なので1時間かかった。2時半帰宅

すごいですね、この劇的な生活。あらゆる主義も一人でやらざるを得ないという。ははは。おやすみ。