好きな新聞、嫌いな新聞

最近、朝日新聞がめっきり嫌いになってしまった。

うちは朝日と日経を購読しているが、両紙の一面は全く異なることが多い。

特に、大きなニュースがないときは異なる。

日経は、簡単に言ってしまえば、金融や経済に動きを与えそうな大企業やら政府やらの動向を伝えていることが多い。一面には複数の、記事が同じくらいのサイズで並んでいることが多い。

朝日は、一面にどどーんと、大きな特集っぽいのを組んでいることが多い。内容は大抵が社会の弱者とか、国の責任問題を取り上げているもので、こう、なんというか、「世論を作ろうとしているんだろうか・・・」とか考えてしまうのだ。


今日は特にそれを感じた。
日経の一面は、「バークレイズが○○○○億円増資」
朝日の一面は、「岩手地震 見逃されていた活断層を32年前の航空写真から発見」


まぁ、日経はいいとしてですよ。朝日の一面を見た瞬間、「はぁ?!いまさらなんなんだ。」と憤りを感じた。
その問題の写真も載ってたけどさぁ、地震が起こってから、素人の新聞記者が目を凝らして探して探してやっと見つけた写真なんだろうなぁ、って感じ。
見逃してしまった専門家を直接責めるような文章はなかったが、まぁ、あれだけ大きく一面に載せるってのは、もう責めたい気持ちがものすごく伝わってくるわけですよ。でももしそれがわかってたとしたって、地震の被害にどれだけ影響があったと思うよ?「あなたの土地の下には活断層が走っています」って、あらかじめ言われてるのと知らなかったのとで、地震の被害にそんなに影響与えるわけ?


秋葉原の事件の時もさ、両紙の一面は違ったよ。もちろん、日経だって一面で秋葉原の事件は伝えてたさ。でも他のことも載ってたよ。
朝日は、一面がほんとにぜーんぶ、秋葉原秋葉原。お涙ちょうだいみたいな文章も多くて、なんだかねー、逆にしらじらしい。


アフリカの特集も、私は興味あるから食いつくように読んだけど、興味ない人にとっては「うぜー」って感じだったのかもね。


とにかく・・・最近、朝日新聞は偏りすぎている。なんでも大げさに書くことを「アサヒる」というらしい。うーん・・・どうもねぇ・・・。