明日から外科ー最終ローテーション
楽しすぎた血液内科は終わってしまった。
明日から外科。
完全減量という、腹腔内の臓器を取れるだけ取るという、恐怖の長時間手術 12時間くらい?からスタート。
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ブラックジャックは一日中不機嫌だった。言って見れば、元気がなかった。患者が想定外に悪くなったことが原因。
ストイックな人だと思った。
研修医は、ブラックジャックにお礼のメールをした。
丁寧な返事がすぐに返ってきた。
「あなたは循環器だけではなく、何科でもやっていけます、完全に勘ですが。血液の質問があれば、いつでも連絡ください、4月以降もお待ちしてます」とのこと。心温まる内容だった。
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もうひとつ、意外なことが。
科のトップの先生から直接電話がかかってきて、部屋に呼び出されたのである。世界的に有名な先生だ。
回診に一度ついたことがあったのだが、その時に、研修医が素直に感動を表現していたら、それが非常に印象的であったとのことで、講義をしてくれて、勧誘されて、留学の手助けを約束する、とまで。
正直、彼とは一緒に一回回診したのと、私が論文を解説してるのを聞いたのと、カンファレンスで研修医が発表しているのを聞いたのと、それくらいしかない。
「なぜ、そこまで接点がない一介の研修医を、評価してくださっているのですか。」研修医が問うと、
「見てればすぐわかります、貴女は正しいものを身につける未来に心を開いた方です
だからこそ助けたいし心配なんです」
とまで。
いつ何が見られてるかなんてわからないですね
頑張らないと。