フエ中央病院

フエ中央病院という、ベトナムでおそらく二番目に大きい病院にいます。
明日から、ICU,NICU,救急、感染症科を回ります。
北部のハノイでも国立病院に行きましたが、そちらよりもかなり規模が大きく、少し驚いています。

でもねぇ、いい技術を持ってるのがこういう大きい病院に限られてるせいで、ベッドの稼働率は130%超。
3人までなら1つのベッドに入れてしまうみたいで、こんなんで本当に病気がよくなるんだろうかっていうのは心配です。
そして、家族もおなじベッドで寝たり、廊下で寝たり、部屋で雑魚寝してるので、まぁ院内感染対策とかはまだまだって感じなのでしょう。

そして、毎日40℃近いけれど、まだまだエアコンはなくて、扇風機。病室は結構耐え難い暑さです。

こちらの人たちの生活はとても健康的。
オフィスアワーが、7時半〜11時半、昼休みに一回家に帰って、13時半〜16時半。

医者であろうと当直じゃなければ16時半には家に帰ります。当直は一応いるけれど人数は少なく、たとえ人が足りなくても家に帰った非番の医者を呼びつけるということはしないそうです。夜だったんだからしょうがない、そういう文化みたいです。


まぁ、でも考えてみれば日本みたいに、ルールに従って残業なしで医者が帰ったら崩壊する医療システムのほうがおかしいわけで、こちらのほうが自然といえば自然なのかもしれませんね。


これだけの大きな病院だと、英語話せる人も少しはいます。ただ、おそらく国全体の英語教育に問題があるのか、みんな同じような発音ミスをしています(それとも、ベトナム語にないから発音できないのか・・・)

Sixの、最後の「クス」が言えないので、「シックス」ならぬ「シッ」
Zeroの、Zが発音できないため、「イェロ」
ホスピタルのことはフランス風に「オピタル」という人が多いですね。