医師として海外で生きる

ベトナムから帰国しました〜

3週間もいたのね。ご飯がおいしく、さほど空腹でなくてもモリモリと食べまくっていたら、3キロも太りましたよ全く。


気分的には勉強4割、観光6割って感じで、とてもバランスよかった。


医師として海外で生きるってのにはいくつか方法があり、そのうちの一つ、JICAの医療関係の専門員としてプロジェクトスタッフになるっていうパターンを、今回見学してきた。
ベトナムの地方の医療を底上げするために、中央の病院が中心となって研修を施す、っていうプロジェクトで、3年とかの期限を決めて、研修の企画・運営をシステマティックに行えるようにする、ってのがミッション。それなりに意味があるプロジェクトだとは思う。


ただ・・・私自身意外だったのは、この仕事は私には向いてないんじゃないかと思ったこと。なんでもバリバリやりたいけど、この仕事は「バリバリ」というイメージではなく、医療行為をすることは一切なく・・・。もしかしたら、基礎研究の方がよっぽど面白いんじゃないかと思ったり。なんていうか、プロジェクトマネージメントって、一応医療の知識はあったほうがいいけど、特に医者じゃなくてもいい気がする。うーん・・・いくら医師でも、ペーパードライバーなら意味がないとも思う。一人前になってから、ボランティア精神でやるってのも一つ手なのではないか?若いときからやる仕事なのか?



まぁ、そんなことを悶々と考えさせられました。
すごい意外なんだけどね。海外の、奥地でバリバリとプロジェクトをマネージする・・・憧れだったけど、実際行ってみて一つ疑問符がつきました。実際見て来てよかったとおもう。

でも、学生中に、臨床以外にどういう道があるのか、見れるものは見たいと思います。具体的には、海外で医療行為をしているNGOを見学したいし、WHOでインターンしてみたい。今のところその二つかな。いつどうやって見学に行くのか、計画的にやらなきゃなぁとは思うな。
まぁ、しばらくは基礎研究をがっつりやります。