CVカテーテル挿入

ブラックジャックと研修医は一緒に、模型を使ってエコーガイド下の中心静脈カテーテル挿入の練習をした。1時間くらい。研修医がうまくいかなくて焦ることが多かったから。ブラックジャックは、エコー関連の手技が非常に上手いのだ。おそらく、これまで見てきた先生の中でもダントツに上手い。
その後、研修医はブラックジャックの監督のもと、実際の患者さんに中心静脈カテーテルを入れた。うまく出来た。よかった。

ブラックジャックが、この短期間の間に研修医に教えた手技は、どれも基本的だが、重要なものであった。
中心静脈カテーテル挿入、腰椎穿刺、骨髄穿刺。
前二つは他の科でも必須。やったことはあったが、ここまで丁寧に教えてくださる先生はいなかった。
最後の一つは、血液内科に特有なもの。もうやることはないかもしれないが、前に書いたとおり、ブラックジャックの人柄と、患者への熱い姿勢を知ることになった、非常に印象深い手技であった。